注文の多いコーヒー屋

高級住宅街の1杯600円のコーヒーは高い?安い?

こう言われてどう感じるかは、人によると思います。
わたしが行ったお店では、原価や場所代などを考えると妥当な価格に感じたのですが、結局モヤッとしたのでいろいろ考えるきっかけになりました。

カフェのようなコーヒー豆屋さん

高級住宅街にあるそのお店は自家焙煎のコーヒー豆の販売店なのですが、一見するとカフェのような内装をしています。

小さいながらもソファー席がいくつもあってゆっくり過ごせそうな店内は、読書や友達とのおしゃべりに利用したくなるような落ち着いた雰囲気。

そこでわたしが注文したドリップコーヒーは1杯600円。

大手のコーヒーチェーンよりは割高とは言え、個人経営のようだし自家焙煎の豆で淹れるお店なら妥当に思える価格設定でした。

お店からの注文

けれどその印象は、メニュー表の表紙にある「中学生以下の方の店内のご飲食お断り」と「1時間毎に1オーダーいただきます」の但し書きを観た瞬間に変わりました。

たしかに600円のコーヒーで1時間以上粘られると困るのもわかるし、大人だけで静かにコーヒーを楽しんで欲しいのかなというのもわかります。

もしくはわたしが知らないだけで、高級住宅街に住んでいるかもしれない「分別のある大人」相手の商売でよくある手法なのでしょうか。うーん、1杯600円がお客にとっての適正価格なのかわからなくなってきた...

気まずい雰囲気

お店側の意図をいろいろ想像してみたものの、いずれにせよこの店からの「注文」はいい影響を与えてはいないようでした。

なんせ店も客も気まずそうというか、「1時間」というタイムリミットを意識した妙な緊張感が店内には漂っていたからです。

せっかくおいしいコーヒーが飲めるのに、もっといいやり方というかコミュニケーションの仕方がある気がして残念でした。

もっといいやり方がないか考えた

そもそも豆を売ることが主体なら、ソファー席じゃなくてスタンド形式とかカウンター席とか、小休止することを前提とした店づくりにしたらいいのになぁ。

それともスタンドよりソファーのほうが客がたくさんくるという釣り的な意図があるのだろうか...

豆の購入率をあげたいなら、コーヒーの無料試飲なりで返報性の法則を利用して何かしら買ってもらうとかもできそうですけど...

それか、豆を売ることに注力してカフェスペースを縮小した上で、空いたスペースは他の人に野菜とかパンを売ってもらって相互送客をねらうとか...

お客にばかり注文をつけた先に何があるのだろう...店と客がお互い幸せになる方法がきっと何かあるはず。

ということを思いながら、58分経ったところでコーヒー豆を1袋買って店を後にしたのでした。

所要時間:60分

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