自分の身は自分で守ろう(がんばれ新社会人)

きっかけは、幻冬舎社長・見城徹さんのインタビュー

つい先ごろ幻冬舎社長・見城徹さんの「人生は「憂鬱」と「熱狂」でできている——幻冬舎社長・見城徹インタビュー」を読みました。

見城さんは10年位前にあの熱い鉄球のような仕事ぶりを知って以来の気になる存在なのですが、今回のインタビューは出会ったとき以上の衝撃でした。

記事から伝わってくる、見城さんの正直で自分に厳しいところがとても刺激になったのはもちろんのこと、見城さんの資本主義への鋭い洞察と最近自分が考えていたことが通じる所があったからです。

資本主義のカラクリがわからないと搾取される

それは、資本主義の仕組みと自分が働くことを切り離している限りは、その人はずっと搾取される側にしかいられないということです。安い給料で一生いいように使われます。

極論を言えば会社や社会の変化によって簡単に生きる術を失うということです。

とは言えまだ社会人になったばかり〜数年間は目の前にある仕事に取り組むことで一杯一杯で、そんなこと考える暇はないかもしれません。
暇があったとしても最初は自分のことしか見えないのでなんとかやり過ごせるかもしれません。

でも3年あるいは5年で転職を考えるとき、先に書いたように自分がいる世界の仕組み=資本主義であるという意識の有無が命運を分けると思います。

自分の給料についてどう思いますか?

身近な例をあげてみます。

「お給料が低くても、いい会社ならいてもいいじゃん」
「こんなにやりがいや将来性があるんだから、お給料は関係ないだろう」

こう言われたとき、あなたはどう答えますか?

他人に低い給料と言われても、あなたが妥当と思う金額ならそれでいいと思います。

これを商売に例えるなら、あなたが作った商品を100円で買いたいお客さんが現れたときに、あなたもその金額なら売ってもいいと思っている状態です。これはお互い幸せなのでまぁいいんじゃないでしょうか。

それと同じ判断基準で行くと、逆にあなたが給料が低いと思えば適正な給料じゃないということなのです。

それは別にあなたがお金に汚いわけではないので、我慢する必要ありません。商品を売りたくないなら売らなくていいのです。
※ただし、後にも書くようにあなたが会社に対して貢献していることが前提ですが...

愛情や愛着は給料には換算されない。

そもそも、資本主義における会社という組織はとても単純明快です。

収益に直結するか定かではない愛情や愛着で給料をガンガンあげてくれる会社なんてありません。

また会社は利潤を追求する営利組織なので、構成員(スタッフ)は養うべき家族という以前に、稼ぎ手です。
働かざるもの食うべからずというように、お給料をもらえるのは会社のために働いているひとだけです。

視点を変えると会社からすれば、労働の対価として会社がスタッフに払う給料はコストです。

さらに収入-経費=利益という会社の基本的な収益構造からすれば、利益を得るには費やせるコストに限りが出てきます。
つまり給料は利潤確保のために削られてもおかしくない経費なのです。

入社一年目のあなたへ

という話を踏まえて、ここから先はただの老婆心です。

もし入社一年目のひとがこの記事を読んだら、給料に不満があってもまず自分が会社にとってコスパがよいことを証明しないとそもそも相手にされないので、与えられた仕事をちゃんと全うしましょう。

これは6年前のただただ生意気だったクソガキ=自分にも言って聞かせたいくらい。
 

3年目や5年目のあなたへ

入社3年目や5年目のひとは、転職先や現職の査定で「やりがいがあるんだから」とか「こんなに将来性があるのに...」なんて言って給料を値切られそうになったら、警戒した方がいいと思います。

一見ふつうの口説き文句ですが、結婚に置き換えてみてください。

それこそ
「一緒にいて楽しいんだから」とか、
「こんなに将来性があるんだから」なんて理由で、いろいろ苦労を強いられてあなたは耐えられますか?

特にあなたの過去・現在の努力や実績に対して評価をしないで、未来の成功ばかりチラつかせてくる場合はかなりやばいです。
こういう相手にはまずこれまでの実績について適切な評価をお願いしましょう。

がんばれ新社会人〜

結婚も就職も、若さや労働力を搾取されないように、自分の身は自分で守れ!

がんばれ新社会人〜

所要時間:90分

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